介護の悩みを分かち合い、心の回復力を育む場に ―家族介護者のつどい―
介護をしていると、思うようにいかないもどかしさや自分の気持ちとの葛藤で心が疲れてしまうことがあります。
今年度2度目となる家族介護者のつどいでは、「心をちょっと元気にするコツを知ろう」をテーマに講座と茶話会を開催し、気持ちが疲れたときにどのように元気を取り戻していくのか、自分の心の動きを知りながら、心を少し軽くするヒントを体験・共有しました。
講師は高沢貴子さん。レジリエンス(心の回復力・しなやかさ)を高めるサポートを行う専門家で、ご自身もご家族を介護されています。
失敗やピンチ、ストレスなどで感情が落ち込むのは、人として自然なこと。
しかし、そこから立ち直る力=レジリエンスは誰もが持っている力であり、意識して高めていくことができる“技術”であることを学びました。
講座では、レジリエンスを育む力の一つである“楽観性”について、「自分で解決できること」「自分ではどうにもできないこと」を書き分ける個人ワークを実施。参加者からは「自分を見つめ直す良い機会になった」という声が寄せられました。


講座のあとは、コーヒーやお茶菓子を囲んでの茶話会。
介護者同士だからこそ生まれる「あ〜わかる!」という共感の声や、大きくうなずき合う姿が多く見られました。
「話したり聞いたりすることで心が楽になりました」という感想もいただきました。




介護の大変さは、経験した人にしかわからない部分がたくさんあります。 だからこそ、一緒に乗り越えようとする仲間がいる場は、介護者の皆さんの心をふっと軽くしてくれる大切な時間になったようです。


