“行ける喜び”をみんなでつくる 希望の旅 in 岐阜・高山
普段、遠方へ外出する機会が少ない障がいのある方やそのご家族、そして車イスを押したりといったサポートをしてくださるボランティアの方々と一緒に、6月23~24日に岐阜県へ行ってきました。
この「希望の旅」は一般的なツアー旅行とは少し違い、障がいのある方も、ご家族も、ボランティアも、そして社協やバス会社(株式会社アリーナ)の職員も、「みんなで協力しあって、よい旅行にしよう」という一体感がなによりの魅力です。
「旅行」という体験が、さまざまな垣根を越えて人と人との「協力」や「交流」を育んでくれます。
車イスのまま乗車できるリフト付きバスを利用することで、
歩行に不安がある方でも安心して参加できます。
「車イスの夫は普段は病院に連れていくことがやっと。希望の旅だから旅行に行ける」
という声もいただきました。

■ 1日目 かかみがはら航空宇宙博物館は、バスガイドさんから「旅行前は興味がなかった方でも、実際に訪れるととても楽しまれていますよ」との紹介がありました。
到着するとすぐに大迫力の現物の飛行機がお出迎え。
ガイドさんの言葉通り、みなさん飛行機の魅力に惹かれて博物館の入り口になかなか到着できなかったので、「写真は後でも取れますよー」と職員が声をかけて回りました(笑)
博物館の中も迫力満点の展示でした。




広い館内の見学とバスの移動で少し疲れた体は、飛騨高山の素敵なホテルでゆっくりリフレッシュできました。
■ 2日目
2日目は飛騨物産館でのさるぼぼ作り体験からスタート。
さるぼぼの色を選び、前掛けや羽織を選んでさるぼぼに着せていきます。
「それいいね」「これがいいかな」とほかの人と話しながら楽しく選んでいらっしゃいました。
次の手順がわからなくなっても係の人が来る前にお互いに教え合う姿が見られました。


高山陣屋は畳敷きの館内ですが、車イスでも見学できるようにもなっており、手入れされた庭園や役所として使われていた江戸時代当時の雰囲気を感じることができました。


高山祭屋台会館はでは秋祭りに使われる屋台を見学できます。
音声ガイド端末による説明を聞きながら、華やかな装飾の施された屋台を見上げ祭りの様子に思いを馳せます。


1/10スケールの日光東照宮を見ることができる桜山日光館。
細部の装飾まで緻密に再現されており、「昔、日光東照宮に行ったときはこんな端まで見ていなかったのでいいものが見れた」との感想もありました。


今回の希望の旅には、初めて参加された障がいのある方やボランティア、そして久しぶりに参加された方やご家族もいらっしゃいました。
初参加のボランティアの方からは、
「観光地はバリアフリーが進んでいると思っていたが、意外とそうではなくて。
普段は気にならない場所でも、障がいのある人と一緒に来るとこんなところに壁があるのかと気づいた」
という感想をいただき、交流だけでなく“気づき”のある旅になったようです。
久しぶりに参加された方からは、
「みなさん本当に優しくて、安心して旅行することができた」
とうれしい言葉をいただきました。

